長期保有でスワップポイントで儲ける

2011年09月12日/ 投資スタイル

    長期保有でスワップポイントで儲ける


外国為替証拠金取引で資金を運用する場合、デイトレードや自動売買の手法に加えて、特定の通貨を長期的に保有してスワップポイントを得ながら利益を積み上げるという、魅力的な方法があります。資金を長期保有する場合、外貨預金を利用する方法もありますが、手数料が高いことが難点です。

手数料の高さを痛感した経験者が取引コストの安い証拠金取引に移ってきているのです。



外貨の高い金利に着目

証拠金取引における長期保有は、外貨の買いポジションをそのまま長く持ち続けることです。それによってスワップポイントを積み上げて利益を狙います。外貨定期預金に似ていますが、実際、外貨預金から証拠金取引に移行してきた人は長期保有スタイルをとることが多いようです。


ニュージーランドドルが今後上がると読んで、長期保有を前提にNZドルを買うことにしました。余裕資金の80万円を証拠金として1NZドル=50・0円で10万NZドル購入しました。それを1年間持ち続けたのですが、市場の環境から相場が円高の方向に動いたので、1NZドル=48・0円で売却しました。


購入レートより安く売却したので20万円の為替損益が生じてしまいました。しかし、1日平均のスワップポイント590円を365日積み重ねた結果、その合計が21万5350円に達し、全体では大きな利益を獲得したのです。




余裕資金を高金利通貨で殖やす


長期保有はお金を長い時間寝かせておくことですから、余裕資金を適切に運用したい人に最適です。長期保有を考える場合は、対象通貨のスワップポイントをよくしらべて、高いスワップポイントの通貨を購入するとよいでしょう。一方で、過去の為替レートの値動きもチェックして、大きな為替損益が出ないように注意したいものです。



一般敵に長期保有に適している通貨としては、豪ドルやNZドルなどの「高金利通貨」、またスイスフランなどの「安定通貨」が挙げられます。


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Posted by kinkinきんきん at 05:12│Comments(0)
 
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