注目の外国為替証拠金取引

2011年09月07日/ 基礎知識

    注目の外国為替証拠金取引


ここ数年、個人による資産運用が大きな広がりを見せるなか、新しい資産運用として注目されているのが、外国為替証拠金取引です。



たくさんある証拠金取引のメリット


外国為替市場(インターバンク市場)では、取引の最小単位が100万通貨単位、ドルであれば100万ドルとなっています。1ドル=100円として、100万ドル買うとすると1億円必要なため、個人で取引するにはほとんど不可能です。


これを個人が取引しやすいように、外国為替証拠金取引では、取引単位を小口化してます。ドルの場合、1万ドルから1000ドルまで小口化されています。


また、少ない金額で大きな取引が出来る事も特徴です。外国為替証拠金取引の場合、10万円を証拠金として為替事業者に預けると、それを担保に約10倍(1万ドル)の取引が可能になります。(為替事業者によって異なります)


つまり1ドル=100円の時に外貨預金で1万ドル購入するのに、100万円が必要な所、証拠金取引では10万円で済みます。

1年後、1ドル102円になったので、1万ドル売却するとします。外貨預金、証拠金取引のいずれでも2万円の利益を出すことに成功しました。(手数料、金利、スワップポイントを考慮しない場合)ですが、利回りで比べると、外貨預金は年利1.7%。一方、証拠金取引では年利20%となり、この差が証拠金取引の資金効率の良さと言えます。



また、証拠金取引では、2つの方法で利益を追及出来ます。1つは為替レートの変動を活用し、「安く買い、高く売る(高く売って安く買う」ことで為替差益を得る方法です。

もう1つは通貨間の金利差(スワップポイント)を得ることで、安い金利の通貨を売って高い金利の通貨を買うと金利調整分を受け取ることができます。



さらにパソコンや携帯電話を使って、24時間リアルタイムで外貨を売買できるのも大きなメリットです。市場の動きに合わせて取引レートもリアルタイムで更新されるため、チャンスを逃さずに取引する事ができます。


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Posted by kinkinきんきん at 04:35│Comments(0)
 
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