OCO注文で円高・円安両方に備え
OCO注文で円高・円安両方に備え
円高・円安どちらにも対応できるOCO注文
IFD注文と並んで押さえておきたい注文が
「OCO注文」です。OCOは「2種類の注文を同時に出しておき、どちらかが成立したら、片方はキャンセルされる」という注文方法です。
たとえば、1ドル=100円で買ったポジションを持っています。為替レートが円安に進めば利益を確定し、逆に円高に動けば損失を限定するために決済したいと思うような場合、このOCO注文がぴったりです。
そこで、「1ドル=102円になったら売って利益を確定、円高になって1ドル=97円になったら売って損失を限定」したい場合、先に売り指値注文が成立すると、売り逆指値注文はキャンセルされます。
ほかにもポジションを持っていなくとも、OCO注文を出す方法があります。
たとえば、現在の為替レートが1ドル=100円前後のときに「97円まで下がれば絶好の買いチャンス逆に102円を超えるようならば本格的な上昇トレンドに乗ってさらに上がり続ける可能性があるので、そこでも買いたい、」と判断する場合は、97円の買い指値注文102円の逆指値注文OCO注文で出せるのです。
このように、OCO注文では2種類の注文方法に工夫を凝らして、運用方法を大きく広げることができます。
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