指値注文でチャンスを逃さない!逆指値注文で損失拡大を防ぐ
指値注文でチャンスを逃さない!逆指値注文で損失拡大を防ぐ
指値注文で利益を自動的に確定
ずっとパソコンにかじりつくわけにはいかないという人の為に、とても便利なサービスがあります。あらかじめ売買の条件を決めておいて予約注文を出す「条件注文」です。
具体的には、「ある通貨の為替レートがいくらになったら買う、あるいは売る」という条件を決めておき、その条件に合った注文を出しておくのです。これにより、為替相場の動きに一喜一憂することなく、安心して証拠金取引を行う事ができます。
条件注文の基本になる注文を「指値注文」といいます。これは「1ドル103円になったらドルを売る」「1ドル97円になったらドルを買う」というように、自分の選んだレートになったら売買を行う注文方法です。
この方法は、価格が『円高になったら買う」「円安になったら売る」という場合につかいます。
たとえば、1ドル=100円で買ったドルを103円で売って利益を確定したいと思うときは、1ドル=103円の売り指値注文を出しておきます。同じように、今は1ドル=100円であるドルが97円に下がったら新規に買いたいという場合には、1ドル=97円の買い指値注文をだします。
このように、狙ったレートでの売買を逃さないように、常に為替レートを監視し、狙ったレートに達したらすぐさま売買を行うのが指値注文です。この注文を活用すれば、放っておいてもチャンスを逃さず売買できます。
損失の限定に便利な逆指値注文
指値注文都は逆で、「円安になったら買う」「円高になったら売る」場合に利用するのが、「逆指値注文」です。※
逆指値注文の場合は、約定価格に多少のぶれ(スリッページ)が生じます。
この注文は今持ってるポジションの損失を、一定の範囲内に限定しようとするときに便利です。
たとえば、1ドル=100円で買ったドルの損失を3円の幅に食い止めたい場合、1ドル=97円の逆指値売り注文を出しておきます。
あるいは1ドル100円で売りから始めた取引の損失を限定するために、1ドル=103円で逆指値買い注文を出す事もできます。
こうすることにより、「いつかはきっとドルが上がる」という希望的観測に引きずられて損を拡大してしまうというような事態をさけることができます。
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